平坂散歩

リウマチという病気を患者の立場から語るブログ

膝の滑膜切除術を受けた感想


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※あくまで私個人の感想です。

 

2002年にリウマチ発症から約1年で左膝の滑膜切除術を受けました。

 

手術した感想としては『受けてよかった』という事です。

(決して手術を薦めるものではありません)

 

ここでは、なぜ手術してよかったと思ったのか、その理由などを述べていきたいと思います。

 

これから手術を受ける予定の方や、受けようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

 

 【目次】

 

 

手術の方法

膝のお皿のまわりに3カ所穴をあけ、そこから内視鏡を挿入して増殖した滑膜を切除。全身麻酔にて行いました。

その際、出血を極力抑えるために、脚の付け根を圧迫しながらの手術でした。

結果、輸血なしで手術は終了。

手術時間はおよそ2時間だったとの事です。

 

 

痛みについて

私は全身麻酔でしたので、手術時の痛みは一切感じませんでした。

ただ、医療機関によっては局所麻酔で手術を行う事もあるようなので、その場合の痛みに関してはわかりません。

 

術後の痛みは当初思っていたよりも感じませんでした。そしてもっと痛みが長引くかと想像していましたが、回復が早く痛みがひくのも早く感じました。

 

また、術前には膝以外にも足首その他色々な所に痛みや炎症からくる熱っぽさなどがありましたが、術後はそれがかなり弱くなりました。体中で暴れていたものが、急に大人しくなった感じです。

 

 

手術の傷について

内視鏡での手術でしたので、膝のお皿の周りに3カ所小さな傷ができただけです。

当然手術で縫合されますが、ひとつの傷口でせいぜい二針程度でした。


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入院期間について

入院から退院までの期間は、およそ2週間でした。

手術の前々日に入院して、術後2~3日は安静にしていましたが、その後はずっとリハビリをする感じです。

 

病院によっては術後3~4日で退院して、リハビリは通院で行う場合もあるようですが、私は入院中にリハビリをしたので、退院後にリハビリに通う事はありませんでした。

その手間を考えれば、2週間という入院期間も長くはなかったな、と思います。

 

 

手術後の膝の変化

手術前には膝全体がかなり太くなり、曲げる時も伸ばす時もジワーッと痛みや圧迫されるような感覚があり、かなり熱を持っていました。

しかし術後は膝の大きさも戻り、リハビリをする事で曲げる事も出来るようになりました。(リハビリをしなければ、曲げられるようにはならないと思います。)

 

膝を伸ばす時には、少し残念ですが術前とは違う感覚があります。

180度真っ直ぐ伸ばす事は出来ます。生活に支障はありません。

が、屈伸運動で伸ばす時などに膝がぐっと内側に入る、あの感覚がなくなりました。

 

 

手術後の治療

まず、薬が変わりました。

それまでは〈リマチル〉という《免疫調整薬》を処方されていましたが、〈リウマトレックス〉という《免疫抑制薬》に変わりました。一段階強い薬に変わった、という感じです。

 

また、関節注射をするようになりました。(たしか〈スベニール〉という薬です)

これは、関節内の炎症を抑え、ダメージを受けた軟骨をできるだけ保護するためとの説明をされました。

 

 

その後

2002年に手術して現在2020年ですが、その間に手術した箇所がひどく腫れたり、ひどく痛んだりといった事はありません。

もちろん、他の関節と同じように日によって痛む事はありますが、滑膜の再増殖は抑えられていると思います。

 

 

まとめ

薬でリウマチを抑えきれていなかったので、手術前にはかなり腫れ、生活に支障がありました。手術をしなければ関節の破壊がどんどん進んでいたと思います。

しかし手術をしたことでその後の生活がしやすくなりました。

もちろん、術後にはリハビリを行い、運動機能を回復しなければなりません。それなりのツラさもあります。

それでも自分の足で歩けるという事に勝るものは無いのではないでしょうか?

関節が著しく破壊されれば、人工関節にするなど、より大変な手術になります。

関節が人工物に換わるわけですから、生活の中で色々な制約も出てきます。

その不便さを思えば、『手術してよかった』と思うわけです。

しかし、これはあくまで私個人の感想です。決して手術を薦めているわけではありません。参考に留めておいてください。

 

患者さんによっては、せっかく滑膜を切除しても、またすぐに滑膜が増殖してしまう事もあるようです。

 

ですので、手術を受ける際はご自身の症状や生活等から、医師とよく相談して判断してください。

 

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